鬱の診断で早めに気付く~早期治療でパッと回復~

笑顔の女性

鬱病の種類と症状

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鬱病になる原因

現在では鬱病と診断されている患者が急増しているといわれています。鬱病は精神的ストレスや病気などで身体的に負担がかかる事などにより、脳のセロトニン分泌量が減ってしまうことが発症の主な原因だといわれていますが、ハッキリとした原因はまだ分かっていません。具体的な例としては、リストラや身近な人の死、結婚や妊娠など環境の変化でも鬱病が発症してしまうこともあります。つまり、誰にでも鬱病と診断される可能性があるということなのです。では具体的に鬱病になると体の中でどのような事が起こっているのでしょうか。鬱病を発症すると脳の神経伝達物質の働きが鈍くなることが分かっています。何故そのような事が起こってしまうのでしょうか。それは脳の中の神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの働きが大きく関わってきます。ドーパミンは意欲を高める神経伝達物質です。やる気や行動力に繋がってくる重要な神経伝達物質のドーパミンですが脳の中で分泌量が増えると、今度は何をやっても満足出来ないという感覚になってしまいます。そんな欲望の暴走を制御してくれる物質がセロトニンです。セロトニンが分泌される事により、人は満足する事が出来るのです。また、ノルアドレナリンはストレスに過剰に反応して不安神経症やパニック障害などを引き起こしてしまいますが、その症状も制御してくれるのがセロトニンです。このようにセロトニンは私達の精神状態を一定に保ち制御してくれる大切な役割を果たしてくれる必要不可欠な物質です。そのセロトニンの分泌に異常が起きていると診断された状態が鬱病なのです。

鬱病の治療

では鬱病と診断された場合、具体的にどのような治療をしていくのでしょうか。まず、先程書いたように鬱病を発症した方は脳内の神経伝達物質であるセロトニンが正常に機能していないので、セロトニンの分泌量を正常に調整する器官であるセロトニントランスポーターに働きかける薬を服用することが大切です。この薬を服用することにより、セロトニンが正常に分泌されて精神的不安状態を抑えることが出来ます。薬の飲み始めに吐き気やむかつき、便秘や下痢など消化器官に副作用があらわれる場合がありますが、症状の多くは1〜2週間で収まることが多いです。しかし念の為、上記の症状が現れたら医師に相談しましょう。また、薬と併用して必要なのが十分な休養です。これは鬱病になった方だけでは中々解決出来ない問題ですので、家族や親しい方などの協力が必要になってきます。仕事をしている方なら職場の方々の鬱病への理解や協力が必要となってきます。長期休養が可能ならば、相談してみましょう。専業主婦の方が発症した場合は、洗濯や食事、掃除など自宅にいると仕事が目に付いてしまい休養を取るのが難しい場合もあります。そんな時は病院で入院する方法もあります。抗鬱剤を服用しながら、仕事から離れた環境で精神的負担を少なくするのが鬱病患者さんにとって最も大切だからです。しかし上記に書いたような環境を確保する事が難しい方も多いと思います。そんな時は精神科の医師に相談してみて下さい。勇気がいる事かもしれませんが、悩んで精神的に不安定なままではこの病気を悪化させてしまいます。鬱病で悩んでいる方は早めに専門の医療機関を受診し、適切な治療を受けて鬱病を改善しましょう。

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